嶋田が思いついたことをテキトーに綴ります
武漢コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言が、39県で解除された。私の住む東京都はまだだが・・。岩手県は未だにゼロだし(ただし、岩手で最初の感染者になりたくないから検査を受けないっていう人もいるらしく、知事は最初の感染者を責めませんなどと発言したりしているようですが)、私の出身県である静岡県も、人口が多い(およそ360万人)割には2桁にとどまり、よく頑張っている。一時は感染者が増えた中京圏や福岡も、相当落ち着いている。一方、一度は収束に向かった北海道で再度増加しているのは気になるが、全体としてはだいぶ落ち着いてきている。5/16発表の数字では、感染者16,237名、死者725名ということだが、恐らく感染者はもっと多いだろう。では、死者はどうなのか。
超過死亡という概念がある。これは、死者の数が例年と比べ、どれだけ増加しているかで、感染症などで死亡した人数を推計するという考え方である。イタリアでは武漢コロナウイルスによる犠牲者として公式発表されている数の2倍にものぼるとか。アメリカやドイツも、発表されている数よりも、超過死亡の方が多いという。では日本はどうなのだろうか。詳しいデータが出ていないから不明な点も多いが、少なくともこの3月までは、例年と誤差範囲でしか変わらないという。3月後半はむしろ例年よりも少ない傾向だとか。これが何を意味しているかというと、武漢コロナウイルスによる犠牲者は少なくとも発表している人数の数倍はいる・・と、煽るような意見もあるが、どうやらそうではない、と考えることができる。国民の多くが武漢コロナウイルス対策をしっかりとしたことで、インフルエンザの流行が異常なまでに早く収束し、武漢肺炎での死者が出る一方で、インフルエンザによる死者が減り、全体としてほぼ例年通りで推移しているということだろう。武漢肺炎による死亡者が見逃されている例ももちろんあるだろうが、全体としては日本の武漢コロナウイルス対策は、防疫という面では間違ってはいない。いや、大成功と言ってよいだろう。725名の死者を出しており、決して少なくないのだが、人口10万人当たりに換算すると0.5~0.6で、諸外国に比べて極端に小さな数字となる。
ワイドショートかでは、感染症の専門家とか、コメンテーターとかいう人たちが、PCR検査数が少なすぎるとか、緊急事態宣言が遅すぎたとか、様々な批判をしてきたようだが、この超過死亡の少なさについて、何かコメントはあるのでしょうかね。でも、あまり報道されないんだよね。政府の対策がうまくいっていないと批判するためには都合の悪いデータということなのだろうか。
私も春節前に中国からの移動を何故止めなかったのか・・とか、東京五輪延期決定後に何故か感染者が増えたり、都知事がその頃から妙に露出が増えたりとか、色々とおかしいとは思っていたものの、春節移動を止めなかったのは天下のWHOがろくでもないことを言っていたわけで、日本政府としてはその意見は尊重するだろう。私なんか手泥巣とかいう事務局長が中華人民共和国の犬であると、その頃から認識していたのですが・・。
とまあ、防疫上は成功しているものの、政府や行政は防疫だけしっかりしていれば良いというわけではない。徹底した自粛要請で、武漢コロナウイルスによる死者を数千人程度に抑えました。でも、数百万人が職を失い、十万人以上の自殺者を出しました・・では話にならない。そんな結果になるくらいなら、ワクチンが完成して収束するまでの間に十万人の死者を出しました・・の方がまだマシとも言える。これからは感染者数を抑えつつも経済活動は再開していくという、難しい舵取りになる。ここはしっかりとやって頂きたい。
もしかしたら、最初から自粛なんかばかげていると発信しているホリエモンとか木村もりよ氏の方が、正しいのかもしれないが、人を見下したような発言をしたりとか、違う意見を言われると逆ギレしたりとか、何かと問題があり、全然意見が心に響いてこない。だが、こういう意見の人も必要である。医療関係者とか感染症の専門家を集めたって、人と人の接触を極限まで減らす、感染を減らす、死者を減らす、医療崩壊を防ぐ・・という方向になるに決まっている。武漢コロナウイルスのように、感染力も毒性もある程度強いウイルスが上陸してしまった以上、ある程度の死者が出てしまうことは止めようがない。天国に行く人は抑えても、生き地獄に落とされる人が大量に出てしまったら何にもならない。落としどころをどこにするか、難しいと思うが、経済や教育の専門家も交えて、議論すべき問題だと思う。
ところが、業態によっては難しい面もある。というのも、この武漢コロナウイルスという奴は、口腔内にあるレセプターに結合しやすいため、唾液に多く存在することが分かってきている。つまり、咳やくしゃみはもちろんのこと、会話するだけでも感染するという、厄介なウイルスだということだ。欧米に比べて感染が緩やかなのは、日本語の発音の方が飛沫が飛びにくいから・・なんて説も妙に説得力がある。また、口から荒く息を吐くだけでも感染させるリスクがある。スポーツジムなどは、ロッカーやシャワーで密になりやすいと言われていたが、そうではなく呼吸によりウイルスがばらまかれることが原因と考えられ、こうなると対策は難しくなる。マスクをしたら呼吸しづらくなるし・・。静かなクラシックのコンサートと、観客と一緒に盛り上がるライブでは後者の方が高リスク。一人客が多い牛丼屋と仲間でわいわいやる居酒屋では、居酒屋の方が高リスク。そんな風に、業態によって温度差を生ずることになる。それぞれの業態でどう対応するか、模索していくしかないのだろうか。
もちろん、これまで同様、マスクの着用や消毒など、感染対策はしっかりしなければいけないだろうし、都内に住む私は、原則として通勤以外では市外に出ないように、しばらくは自粛するつもりだ。解除されたら一気に人があふれた。これが一番怖い。
武漢コロナウイルスはとても厄介なウイルスである。SARSやMARSを引き起こしたコロナウイルスは、致死率は高いものの、感染すると重症の肺炎を起こすため、感染者を特定し、隔離を徹底することができたため、パンデミックとなる前に感染拡大を阻止することができた。また、致死率が高い半面、感染力は決して高くないとされる。ところが武漢コロナウイルスは、致死率はSARS,MARSコロナウイルスよりも低いが、無症状や軽症の感染者が多く、感染していることに気づかず、徹底した隔離政策を採ることが難しい。そのため世界中に広がり、パンデミックを引き起こした。感染者が爆発的に増えてしまったため、死者数もSARSやMARSを軽く超えてしまっている。
さて、このウイルスには色々なことが言われているが、私なりに考えてみた。
武漢コロナウイルスは、生物兵器として研究していた物が漏れ出した?
生物兵器というのは非常に考えにくい。何故か? それは、生物兵器の条件として、毒性が極めて強い、ヒト→ヒト感染しないという2つが挙げられるからだ。ところがこの武漢コロナウイルスは、ヒト→ヒト感染をする。万が一研究機関から漏れ出した際に、自国を滅亡に導いてしまうから、このようなものを生物兵器として研究するとは考えづらいのだ。だが、何らかの目的で研究していた物が漏れ出したということは、否定しない。中華人民共和国ですからね。あの国のイメージからして、あっても不思議ではないと思えてしまう。そして、WHOを巻き込んで隠蔽工作をしようとしたふしがあるのも、知られてはいけない何かがあったからだと勘ぐられても仕方がないだろう。
武漢コロナウイルスは感染力が高い?
これは何とも言えない。専門家でも感染力が凄まじいという意見もあれば、そうでもないという意見もある。だが、本当に凄まじい感染力を持っているなら、通勤列車に乗って、東京多摩地区や関東六県にもっと広まっていても不思議ではない。近畿だって、奈良、滋賀、和歌山から通勤する人も多いだろうから、もっと広範囲で増えていてもおかしくない。私は意外と通勤列車内での感染は少ないと見ている。だが、その原因は、武漢コロナウイルスへの警戒感からマスクをする、手指を消毒する、窓を開けるなどの対策を取っているからなのか、感染源が少ない(感染者が発表されている10倍いたとしても、満員の車両に感染者が1名乗っているかどうかという程度)からなのか、言われるほど感染力が強くないからなのか、はっきりしない。ただし、感染防止にマスクが効果的だというのは明らかだろう。感染源となっているのが従業員と濃厚接触するお店や、会食、飲み会など。つまり至近距離で会話したりする場面で、飲食しながらだからマスクは当然外している。一方満員電車であまり会話は聞こえないし、皆マスクをしている。その差が如実に出ているような気がする。もしかしたらマスクをして咳をしている人よりも、マスクをせずにしゃべっている人の方が、感染源となるリスクが高いのかもしれない。そして新たなリスクとして、ジョギングも挙げられている。息苦しくなるからマスクをしない、しかも息づかいが荒くなるからしぶきも飛ぶ。確かにその通りですな。
また、この武漢コロナウイルスは、感染力よりも、不活化しにくいところが問題なのだとも思う。空気中で数時間、プラスチックやステンレスの表面では数日間、感染力を保ったまま付着しているというのだから尋常ではない。だからこそ、つり革や手すりにつかまったなら、手を洗うとか、アルコールを噴霧するなどした方が良いだろう。そして問題となるのが事業所の共用パソコンや、ATMなどのタッチパネル、ドアノブなど。これらは頻繁に消毒した方が良いだろう。硬貨は銅が主成分で、数時間で不活化すると言われているが、現金なども、受け渡しの後は手を洗った方がよいのだろう。もしかしたらポイント還元なんかよりも、武漢コロナウイルスの方が、キャッシュレス化を加速するかもしれないね。
子供は武漢コロナウイルスに感染しにくい、感染しても軽症で済む?
感染例も出ているし、重症化した例もあるが、概ねそうなのであろう。それは何故なのか。
専門家の中には、「子供は免疫機能が未発達であるためサイトカインストーム(免疫機能が過剰反応し、臓器に損傷を起こすこと)が起こりにくい」という理由を挙げている人がいる。免疫機能が未発達なら、上気道だけでなく、気管支や肺まで達するリスクが高いのでは? とも思うのだが、どうやら呼吸器を付けるほどの状態にならないのであれば軽症なのだとか。だとすればこの考え方は納得できるものがある。また、武漢コロナウイルスによる重症の肺炎治療に、抗リウマチ薬が有効という情報も、その裏付けとなろう。抗リウマチ薬は、インターロイキン-6というサイトカインを抑える薬で、これが効くということは、サイトカインストームで重症化していることの証明となる。もっとも、今のところ本当に効けばの話だが。
しかし、私はもう一つの可能性を考えている。子供って、しょっちゅう風邪を引きませんか? 風邪はおよそ70%がライノウイルス、10~15%が従来型コロナウイルス(冬期は風邪の30%程度を占める)、その他アデノウイルスやRSウイルス、あるいは細菌や真菌が原因の場合もあるが、2歳くらいになれば、1回はコロナウイルスに感染した経験があるだろう。小学校に入学する頃には複数回感染した経験があるかもしれない。中高生だって、狭いコミュニティの中で濃厚接触するため、それなりに暴露されているだろう。つまり、子供は従来型コロナウイルスの抗体を持っている可能性が高いということ。しかも細菌やウイルスにしょっちゅう暴露されているのだから、免疫機能もそれだけ活性化していると考えられる。その状態で武漢コロナウイルスが感染したらどうなるか? 従来型コロナウイルスの抗体が、武漢コロナウイルスを撃退しないまでも、増殖を食い止めている可能性はある。その間に武漢コロナウイルスの抗体ができ、撃退する。コロナウイルスへの感染頻度が減っている大人よりも、抗体を作るのも早く、かつ大量に作るだろう。そういうメカニズムもあるのではないかと思う。この考えが正しければ、まだコロナウイルスに感染したことがない乳児は要注意ということになる。
では、20~40代の場合はどうなのかって話になるが、健康な成人であれば基礎免疫がしっかりしており、感染初期に基礎免疫で叩いているため、重症化しにくいとも思われる。
子供が感染しにくい、重症化しにくいのは結構なことだが、半面、これが武漢コロナウイルスを蔓延させる要因となる。症状が出ない、軽いということは、武漢コロナウイルスに感染していることに気づかず、ウイルスをばらまいている可能性も否定できない。だから、突然の要請で混乱をきたし、批判もされたが、早い段階で学校を休校にするよう要請したのは、評価できる。
BCGは本当に効果があるのか? アビガンは有効か?
噂によると、BCG(結核予防ワクチン)接種を義務化している国は、概ね感染の拡大が緩やかで、致死率が低いという。BCGは確かに、膀胱ガンやある種の寄生虫にも効果があるとされ、呼吸器系の疾患にも効果があるという報告も存在する。だが、これは今のところ肯定も否定もされないだろう。今のところは、あくまでも可能性があるというだけの話だと思う。BCG接種を希望する人もいるそうだが、そんな事を認めていたら、本来必要な乳児に接種する分が足りなくなってしまう。
一方、アビガンは有効なのでしょうね。プリンヌクレオシドと競合し、RNAに取り込まれ、その伸長を阻害する。本来は抗インフルエンザ薬なのですが、他の抗インフルエンザ薬が感染した細胞内にウイルスを閉じ込めてしまうのに対し、アビガンはウイルスそのものの増殖を阻害する。そして、インフルエンザウイルスと同じRNAウイルスであるコロナウイルスにも効果があっておかしくはない。ただ、注意しなければいけないのは、アビガンには催奇形性が認められるという点であり、妊娠している女性には使えないし、若い世代には使いづらい。だが、50代以上であれば、この副作用はあまり問題とはならないだろうから、早く武漢肺炎の治療薬として承認して頂きたい(現在臨床試験中とのこと)。あと、ちょっとでも症状のある高年齢者は、PCR検査をして、陽性ならば即投与というのが一番効果があると思う。
抗体検査は必要か?
どれくらいの精度かは検証する必要はありますが、私はやるべきだと思います。ウイルスを検出するPCR検査と違い、未感染者(IgM抗体もIgG抗体も検出されない)、最初期の感染者(IgM抗体が検出され、IgG抗体は検出されない)、初期感染者(IgM抗体もIgG抗体も検出される)、既感染者(IgM抗体は検出されずIgG抗体が検出される。但しウイルスが残っているか否かは判別できない)が判別できるため、陽性であればPCR検査を行い、現状でウイルスの有無を判別するのがよいと考える。抗体検査は指から血液をほんのわずか採取して行うため、検査員が感染してしまうリスクは少ない。
アメリカ、ニューヨーク州では三千人に対して抗体検査を行い、13.9%から抗体が検出されたという。発表されている感染者は26万人だが、単純に人口から推計すると、既に270万人が感染しているとか。これはPCR検査で明らかになっている数の10倍。カリフォルニア州では50~80倍はいるという結果となっているとかで、実は気づかないうちに、もっと広範囲に感染が広がっている可能性が高い。ネットを見ていると、日本でも去年の12月頃から、武漢コロナウイルスによる症状と似た、たちの悪い風邪に罹った(検査したがインフルエンザではない)という声が挙がっている。日本では判明している数の10倍どころではないとする専門家も居るわけで、これははっきりしておいた方が良い。
そして、抗体検査とPCR検査を組み合わせれば、既に感染し、完治した人も判別することができる。その人たちは再感染するリスクが低くなるため、これまで通りの感染防止対策をした上で、徐々に経済活動を再開してもらうのが良いのではないだろうか。また、血漿製剤を作るために協力してもらうこともできる。
ま、何はともあれ感染したらひどい目に合う人もいるし、下手をしたら命も奪われる。感染しないよう、そして、感染させないよう気をつけるしかないですな。
ここのところ忌まわしい武漢コロナウイルスの件を書き綴ってきましたが、ここらで気分転換に、万年筆の話を。今回はパイロットの軟調ニブについて書いてみます。
パイロットは日本が誇る筆記具・文具メーカーで、万年筆の生産量も日本一。ペンポイントの研ぎの精度は世界一と言われ、品質の良さ、個体差の小ささも世界最高水準を誇ります。そして、軸、装飾部品、ニブ、ペン芯、そしてペンポイント用のイリジウム合金と、万年筆の全てを自社で生産しているのは、世界でもパイロットだけです。かつてはシェーファーもそうだったのですが、2008年に自社工場を閉鎖。イリジウム球を生産しているのは、パイロット以外ではドイツのヘラウス社(貴金属屋)のみだということです。
パイロットの万年筆は、カスタムシリーズなどオーソドックスな物も多いですが、キャップの無いキャップレス、全品軟調ニブのエラボー、ニブの硬さを調整できるジャスタスなど、個性的な商品も結構出しています。
そしてニブの種類も豊富で、カスタム742、カスタム ヘリテイジ912には、以下の15種類がラインナップされています。
通常ニブ:極細字、細字、中細字、中字、太字、極太字
軟調ニブ:細字軟、中細字軟、中字軟
特殊ニブ:スタブ、ミュージック、ポスティング、ウェーバリー、コース、フォルカン
通常ニブは比較的硬めで今風の感触、軟調ニブは軟らかく作られたニブです。スタブは縦線が太く横線が細いタイプで、ミュージック(音譜用)は縦線がさらに太く切り割りが2本入っています(音譜を書く際にはペンを横に向けて構え、縦線を細く、横線を太くして使います)。ポスティングは先端が下を向いた極細字で簿記用、ウェーバリーは先端が上に反り返った中字で当たりが柔らかいニブ、コースはどんな角度で書いても極太字で書けるニブ。そしてフォルカンは極軟調中細字です。
嶋田はハード調の万年筆も使いますし、メモ取りをする時などは、何も気にせずに使えるハード調ニブが重宝しますが、家でゆったりと、気ままに書き綴るような時には、柔らかなニブも使います。全般的に言うと、それぞれの万年筆に合わせた書き方ができるのですが、逆に言うとあれも良い、これも良いと、どんどん万年筆が増えていくことにもなってしまうのです・・。
さて、本題の軟調ニブです。うちにあるパイロットの軟調ニブは全部で4本。その内の3本がこれらです。
上からエラボー樹脂軸 ブラック 細字軟
カスタム742 ブラック フォルカン
カスタム ヘリテイジ912 ブラック 細字軟
ちなみにもう一本はカスタム ヘリテイジ91 ブラック 細字軟で、ヘリテイジ912を一回り小さくし、ニブも少し小さくなりますが、デザインはほぼ共通です。
そして肝心なニブはこのようになっています。右からエラボー、カスタム742、ヘリテイジ912です。
エラボーのニブは先端部分がぼこっと膨らんだ、独特の形状です。そしてカスタム742とカスタム ヘリテイジ912は姉妹品でして、ニブは同じ14K10号で、軸とキャップの形状、装飾の色(金/銀)、ニブのロジウムコートの有無の違いなのですが、同じ14K10号ニブでも、フォルカンだけは他よりも細く作られています。そして、ニブの両サイドが半円形にえぐり取られています。さらによく見ると、ヘリテイジ912の細字軟ニブには飾り彫刻がありますが、フォルカンには刻まれていません。エラボーのニブにも飾り彫刻はありません。飾り彫刻はニブのデザインとして入れるものなのですが、ニブの撓りを邪魔するため、エラボーやフォルカンには刻まれていないということです。
エラボーの細字軟とカスタム ヘリテイジ912の細字軟。同じ細字軟(SF)という標記ですが、この二つはだいぶ性質が違います。ヘリテイジ912の細字軟は、腰のない感じで、筆圧がかかるとすっと切り割りが開き、自然に抑揚が付きます。一方、エラボーの細字軟は、筆圧がかかると切り割りが開くのは同じなのですが、反発が強く、筆圧を下げるとすっと戻ります。こちらは意図して筆圧を加減し、字に抑揚を付けるための物で、感触も違えば用途も違います。
そしてフォルカンは、極端に柔らかく腰のないニブで、わずかな筆圧変化にも敏感に反応し、切り割りがすっと開きます。どんな万年筆にも合わせた書き方ができると豪語する私ですが、最も慣れるのに時間がかかったのがこのフォルカンです。当然ながら筆圧が強い人には全く不向きで、不用意に使うとニブを曲げてしまいそうです。実際、横浜の某百貨店に入っている某店の売り場では、カスタム742の試し書き台が置いてあるのですが、フォルカン(FA)のみ外されており、FAをお試しの方は店員にお申し付け下さいと書かれています。多分壊されたのでしょうね。それほど繊細なニブなのです。また、ペンを立て気味にして書く人にも向きません。十分に寝かせて書いて下さい。軟調ニブは大体そうなのですが、フォルカンは特にです。
万年筆をこれだけ使っている私ですが、最終的に行き着いた先がこのフォルカンだったような気がします。でも、最初にフォルカンを手にしていたら、万年筆って何て扱いづらい筆記具なんだ! と、投げていたかもしれませんね。でも、慣れると書き味は抜群です。
フォルカンニブは、カスタム742、カスタム ヘリテイジ912の他、ワンランク上のカスタム743(14K15号ニブ)にラインナップされています。興味のある方は一度手にしてみて下さい。ただし、絶対に強い筆圧はかけないように。
東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都府県に緊急事態宣言が発令された。
我が社もそれを受け、一部業務を停止。
私は5月6日まで、原則休みとなった(稼働部門の補助として5日ほど出勤するが)。
4月22日からは15連休となる。
だが、何もすることがない。食料や生活必需品を買いに行くのと、
人通りの少ない所を選んで散歩する程度しかできない。
暇で暇でしょうがない。
アメ横に万年筆を買いに行くなんて以ての外ですからね。
もっとも営業しているかどうかも分からないけどね。
ちゃんと弁えていますよ。
都知事が不要不急の外出を要請する以前から、
仕事、通院、近所での買い物や散歩以外の外出はしていません。
しかし、緊急事態宣言の直前から、ネットではこんなのが見られる。
「東京脱出」 「コロナ疎開」
止めなさい!
あんたが無症状の感染者だったらどうするの。
地方に感染拡大させるってことが分からないかなぁ。
特に、過疎化で高齢者だらけの田舎にウイルスを持ち込んでしまったら、
あっという間に地域医療は崩壊しますよ。
そんなのちょっと考えれば分かることなのにね。
緊急事態宣言で、外出は控えるよう要請されるわけだが、
これは指示に近い要請だということを、ちゃんと理解しなければいけない。
こんな奴らがごろごろ居たら、
今のところ感染者無しで踏みとどまっている岩手、鳥取、島根の三県も、いずれは陥落する。
武漢コロナウイルス感染者。
東京ではいよいよ、三桁(一日の感染判明者数が)に迫るような勢いだが、
この先どうなっていくのか。
今判明しているのは先月20日からの三連休あたりに感染した人たちも含まれていそう。
自粛要請の効果が出て、一日の感染者数がこれ以上増えずに持ちこたえるのか、
時既に遅く、感染者が爆発的に増えていくのか。
それが判明するのはこれからだ。
東京都では台東区の病院が大きな感染拡大場所となってしまった。
残念ながら病院などはそういうリスクが高いのだから、しっかり対策して欲しい。
そして、夜の街で、従業員が濃厚に接触して接客するお店での感染が疑われる例も増えている模様。
そりゃそうだ。
居酒屋なら席を減らし、3名以上のグループ客は入店を断るなどの対策をして営業することも可能だが、
あのようなお店で1m以上の間隔を開けるなんて言ってたら、客は来ない。
ところで東京は、列車の猛烈な混雑で有名。
だが、都の感染者数は八百人に迫っているが、
とは言ってもまだ2万人弱に一人の割合でしかない。
感染者の中には電車通勤をしていた人も少なからずいるだろうから、
電車が感染源となるのであれば、もっと早くから爆発的に増えてもおかしくない。
神奈川、埼玉、千葉、さらには茨城、栃木、群馬からの通勤者もいるわけで、
周囲の県でもっと増えていてもおかしくはない。
満員電車は意外と感染源にならない・・かもしれない。
交通情報を見ていると、毎日のように「混雑のため遅延」という路線が十以上掲載されるが、
今では平日の朝でもほとんど無い。
ある程度混雑が緩和しているということだろうが、それでも結構な人数は乗っている。
今後感染爆発が発生するかもしれないから何とも言えないが、
満員電車って意外と静か。そして、このご時世だから多くの人はマスクをしているし、
窓を開けて換気しながら運行していたりする。
静か・・つまり、あまり大声でしゃべる人はいない。
一方、桜を見る会・・じゃなくて花見とか、居酒屋とか、
至近距離で、当然マスクもせずにわいわいやっている。
合唱団だって歌えば飛沫が山ほど飛ぶ。
マスクもせずにしゃべることが、感染に繋がるのだろう。
こういう場所の方が感染しやすいのかもしれない。
さて、東京都はこのまま感染が増えれば、いよいよ首都封鎖ということになるようだが、
はたしてどの範囲が封鎖されるのか。
大規模災害時に封鎖が想定されているのは環状7号線の内側だが、この可能性は低い。
23区が封鎖されるか、島嶼部を除き封鎖されるか、全体が封鎖されるか。
島嶼部を除いた場合、伊豆諸島と下田を結ぶ航路などは普通に行き来できることになるだろう。
海外では既に都市封鎖し、大した用もないのにふらふらで歩いていると罰金も科せられる。
イタリアやフランスでは、食料品、医薬品、生活必需品以外の生産は止まっている。
私の大好きなヴィスコンティやS.T.デュポンの万年筆は生産していないだろうな。
さて、日本はどこまでやるのだろうか。
でも、安倍総理もやりづらいだろうね。
自粛要請を出しておきながら、ワーストレディ・・じゃなくてファーストレディが暢気に花見をするとはね。
みんなが我慢している時に、一番手本にならなければいけない人だと思うのだが・・。