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嶋田の戯言

嶋田が思いついたことをテキトーに綴ります

裁判官はAIで

 2020年、福島県三春町で、盗んだトラックを無免許運転し、時速60~70km/hで走行し、川の清掃を終えて集合場所に戻ろうとしていた二人の人を撥ね(二人とも死亡)、逃走した糞野郎の上告審で、最高裁判所第一小法廷は、上告棄却とし、二審の無期懲役が確定したと福島民報などで報道された。やってらんねえな。
 
 この糞野郎は単なる事故ではなく、刑務所に戻りたくてやった。つまり人殺し。不注意で事故を起こしたのとはわけが違う。一審の裁判員裁判では「残虐な行為と強固な意志」があったとして死刑判決が出たが、控訴審では「殺害の意欲までは認められない」として無期懲役の判決。で、上告していたわけだが。「綿密な計画で殺害を確実に遂げようとした犯行とはいえず、生命への軽視が甚だしく顕著だったとまではいえない」として棄却され、無期懲役が確定した。ちょっと、意味分かんない。高速で走るトラックで撥ねるってのは殺害の意欲十分で、生命への軽視が甚だしく顕著ではないのか?
 
 常識的に考えて、60km/h以上で走るトラックに突っ込まれたら、人は高い確率で死ぬんだよ。犯人はそれを十分想定したうえで残虐行為に及んだ。とすれば私は死刑が妥当だと思う。
 
 私は計画性とか明確な殺意とかそんなものではなく、動機の不条理性が重要だと思っている。例えば
 
①:このままでは可愛い娘が殺されるという危機感から、付きまとう男を父親が、綿密な計画と強い殺意を持って殺害した(もちろん転居や警察への相談はしているが、それでも解決には至らなかった)
②:刑務所に入りたかったという理由で、ショッピングモールで刃物を振り回し、たまたま通りかかった女性を刺殺した。誰でもよかったが、殺すつもりはなかったと供述。
 
という2つの事案があったとして、私が死刑を主張するのは②だ。①は多分、有期懲役を主張するだろう。それでも10年は下らないだろうがね。そもそも懲役とは更生のための刑罰であって、刑務所に行きたいとかふざけた理由で何の罪もない人を殺害するような、非人間的な基地外に更生なんか期待しない。死刑なんて非人道的な刑罰は廃止して終身刑を導入しろという意見に対しても、餌代がもったいない。だったら貧しくても頑張って生きている人たちの支援に金を回わせと思うわけですよ。あえて死刑廃止なら、今流行り(?)のプベルル酸の毒性を検証する検体に使うとかね。そんなんでいいと思っている。
 
 もちろん裁判は感情論ではないことくらい分かっている。だが、裁判員制度が始まったのは、実際の判決と国民感情にずれが生じているからで、だったら感情論を持ち込んで何が悪いって話だ。これまで地裁の裁判員裁判で死刑判決が出て、控訴審で覆された例が8例ほどあるそうだが、判例がどうのこうのとか、計画性がなんだとか、そんなもんで覆すなら、最初から裁判員制度何かやらず、てめーらだけで大好きな判例に照らし合わせて粛々とやればよい。裁判員に選ばれた人たちは、てめーらの茶番劇に付き合っている暇は無いのだよ。いや、そもそも前例に照らし合わせてなんて言っているなら、そんなのAIにディープラーニングさせて判決を出せばいい。裁判官はただの司会者ね。記録員が正確に記録し、AIに判断させればよい。
 
 とりあえず第一小法廷の面々は記録しておいたから、次の最高裁判所裁判官国民審査で審査対象になっていたら、全員×つけてやる。
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プロフィール

HN:
嶋田友馬
性別:
非公開

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