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嶋田の戯言

嶋田が思いついたことをテキトーに綴ります

うさぎのカード

 会社のデスクを整理していたら、平成288月にもらった、マイナンバー関する書類が見つかった。通知カードと個人番号カード(マイナンバーカード)に関するもので、そこにはこう記されていた。

 

 市区町村へ申請することで、「個人番号カード」の交付を受けることができます(個人番号カードの交付を受ける際は、通知カードを返納する必要があります)。この「個人番号カード」は皆様の公的な身分証明となりますが、カード裏面にマイナンバーが記載されておりますので、行政窓口や当社以外には提示を求められても安易に提示しないよう、取り扱いには十分ご留意ください。

 

 そして、これを渡される時にも通知カードや個人番号カードはむやみに他人に見せない、常時持ち歩いたりせず、必要な時以外はきっちり保管するようにも言われた。

 

 そもそもマイナンバーカードの取得は任意であるわけだから、私は取得せず放置していた。すると・・・

 

 政府はマイナンバーカードの普及率を上げたかったのか、マイナポイントなるものを付与してきた。私はこの時から「このカードは絶対に作らない」と思ったものだ。だって任意なんだから、別に普及率が高かろうと低かろうと関係ないでしょう。「無くてもいいけどあれば便利だという様々な工夫をして普及率を上げるならともかく、ポイントで釣るとはね。それでも不満だったのか、今度は保険証を人質に取ってきやがった。これは大悪手である。任意のものに「無ければ困る」というものをくっつけるなんて愚の骨頂。そしてこの大悪手、厚生労働省は従来の保険証と併用にする案で進んでいたようだが、あのゴリ押し大王(〇野〇郎元デジタル大臣のこと)のごり押しで一本化になったとか。その後運転免許証まで人質にしようと画策したが、それは公安委員会の抵抗にあったのか、併用となる。公安委員会が運転免許証発行という利権を手放すわけないでしょう。

 

 そしてね、根本的な問題として、マイナンバーカードはきっちり保管しておくべきもの。一方保険証は常時持ち歩く方が良い。昔ならともかく、今は保険証だけでは身分証明書として効力を発揮せず、これで金を借りたりとかできないことになっているから、持ち歩いていてもそんなにリスクは無い。そして、運転免許証は、運転する限り常時携帯しなければならないもの。言いたいことは分かりますよね。常時保管しておくべきものと、常時持ち歩くものをくっつけるってのは、非常に相性が悪いし、はっきり言ってアホかって思うのだよね。

 

 私は保険証を写真入りにしたりデジタル化したりするのは、決して反対しない。マイナンバーカードとくっつけるのがダメだと言っている。そして、何ならマイナンバーと全ての口座の紐づけの義務化も別に反対しない。そうされても困ることは何もない。「いついつまでに紐づけされない個人口座はすべて国が没収」とかすれば、みんなこぞって紐づけるだろうよ。でもこれは別にマイナンバーカードが無くてもできる。

 

 住基ネットカードが散々な結果だったから、政府は何が何でも・・なのだろうが、ホントね、あいつら(お役人とか)、私よりも全然勉強できただろうに、私よりも頭悪いんじゃないかって思うよ。そのマイナカードだって、何か仕様を新しくするんでしょ? でも任意なら作りませ~~~ん。以上。

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コメント

1. 恐ろしいことに

 マイナ保険証では受診や投薬の履歴が分かるということだが、反映されるのは一月前まで。
言い換えれば昨日のことは分からないってことか???
いいのかそんなので???

プロフィール

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嶋田友馬
性別:
非公開

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