嶋田が思いついたことをテキトーに綴ります
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本件につきましては議論をしたところで平行線になることは明らかでありますので、反論は無視します。
今日の報道によると、和歌山県太地町における追い込み漁について、某動物愛護団体代表が、「クジラやイルカが苦痛の多い方法で殺害されているのは動物愛護法に違反している」として、和歌山県知事、県を相手に漁の許可取り消しを求める訴えを起こしたとか。こともあろうに太地町の住民も原告の一人として加わっているとか。そこで育った住民だとしたら情けない話だね。オーストラリアのイカレたイルカ保護団体も支援しているとか。「多くの日本人はイルカを魚と認識し、イルカには動物愛護法が適用されないと勘違いしている。この訴訟ではイルカは魚類ではなくほ乳類であることを明確にします」だとさ。おいおい、日本の教育水準はそんなに低くはないぞ。日本人をナメてるのか? イルカが哺乳類だなんて事は乳幼児を除けばほぼ全ての日本人は知っている。バカにするな!
日本が国際鯨保護狂会・・じゃなくて国際捕鯨委員会からの脱退を表明したため、風当たりが強くなるとは予想していたが、国内からこんな動きが出るとはね。大英帝国でデモが行われ、東京オリンピックボイコットを叫んだのに対しては「どうぞご自由に」だったが、国内から出てくるとはこれまた情けない。国際捕鯨委員会というのはそもそも、鯨の資源管理をし、各国に捕獲量を割り当てるためのものであるはずだが、科学委員会が資源量は十分にあるとしても総会で否決される。鯨は可愛いとか頭が良いとか、訳の分からんことをぬかす連中の巣窟となり、まともな議論もできなければ資源管理委員会としての役割を放棄しているのであるから、脱会して当然。奴らは世界中の海を鯨が埋め尽くしても、鯨は絶滅しかけているとか言うだろう。まあ、そうなる前に餌が無くなって、勝手に餓死して数は減るだろうが。今海洋資源が全般的に減っているのは、乱獲もあるだろうが、鯨が増えて餌として相当量が食われているからだという説もある。
ましてやイルカについては国際鯨保護狂会の管轄外だから、文句を言われる筋合いはない。個体数だって相当数いる。しかも食い始めたのは昨日今日の話ではない。私の故郷では縄文時代の遺跡からイルカの骨が出土するそうだ。捕獲して食って何が悪い。イルカは頭がよいから食べてはいけないなんてのは、人種差別にも通じる偏見的な考えであると私は確信する。イルカだろうがニワトリだろうが、生きていることには変わりない。
太地町は地形を見れば農業にあまり適さないことは容易に想像できる。現在(2016年のデータ)でも太地町の農業生産額は1千万円程度で、全国1679位(1719市町村中)、生産額の全てが果物だという。一方、良い入り江があり、昔から漁業で食べてきたことはこれまた容易に想像できる。ところが、イルカが大挙して出没すれば、入り江の中の魚を根こそぎ食い漁っていく。沿岸漁業従事者からすれば紛れもなく、海のギャングである。獲らなければ死活問題だ。それと、イルカは一頭捕獲すれば、かなりの人の貴重なタンパク源となる。そんな土地柄だから、遅くとも江戸初期には組織的な鯨・イルカ漁が成立したとされており、これはもう立派な伝統であり文化である。私は南氷洋のミンククジラ漁については積極的な賛成派ではないが、太地町のような伝統的な鯨・イルカ漁はその土地の文化として尊重すべきだという見解だ。もちろんうちの故郷でもやって欲しいがね。昔は皮付きの肉が入手できたが、今では全然手に入らない。イルカの皮付き肉と根菜の煮込みは、私のソウルフードの一つなのである。
さて、この訴えをした団体は、どうやら動物食を否定する団体だそうだ。動物を食べたりするのはダメだし、他の命に迷惑をかけず、充実して生きていくという、大層ご立派な方々だそうだ。他の命に迷惑をかけず・・ってことは、植物だって命だよ・・ね?
私が思うには、植物を食べるのは残酷だ。ニンジンやネギは、放っておけば芽が出てきたり茎が伸びてきたりするだろう。ジャガイモだって芽が出てくる。つまり生きている。葉っぱだって細胞はしばらくの間生きている。それを生でバリバリ食ったり、細胞が生きたまま釜ゆでの刑にして食うなんて、何と残酷なことか。そもそも刈り取ったり引っこ抜いたりするのは残酷だろう。動物を屠殺するのと何が違うって話だ。どちらも生きている。痛がったり苦しんだりしない(あるいは痛がったり苦しんだりしているのかもしれないが人がそれを理解できていない)からって、植物なら良いと言うのであれば、あまりにも想像力がなさ過ぎる。
まあ、動物を食べるなと主張するのは勝手だし、私とは完全に相容れないから勝手にどうぞという感じだが、そんなに動物食(牛乳や卵も含めて)を否定するのであれば、どうぞ、ビタミンB12欠乏症で苦しんで下さいな。私が知る限り、動物性食品以外でビタミンB12を含んでいるのは海苔くらいのものだ。嘘だと思ったら文科省が公表している食品成分表を検索してみるとよい。穀物、野菜、果物、芋類は、ことごとく0またはTR(検出はするが定量はできない=栄養摂取の観点からは全く期待できない)のどちらかだ。ちなみにその海苔についても、海苔のビタミンB12は、含有量は十分でも吸収効率が悪く、栄養的には評価できないとする専門家もいるようだ。おっと、発酵法で作ったビタミンB12製剤も、その培地に肉エキスとか使っていたら当然ダメですよね!
人間の腸にはビタミンB12を産生する菌は居ない訳だし、数百万年前に人類の祖先が海で海苔を採取して食っていたとは思えないので、人間が健康に生きていくためには何かしらの動物性食品が必要であることは明らかであり、我々の祖先はそのような暮らしをしていたはず(実際動物の骨とか狩りの道具は各地の遺跡から発見されているわけだし)。動物を食うなと言うのは、人類の進化の過程までも否定することにはならんのか?
まあ、少なくともカンガルーを食っているような国とか、狐を遊びで追い回していたような国とか、油を獲るためだけに鯨を殺しまくっていたような国の連中に文句を言われる筋合いはない。
1. ね、おかしいよね
ということを言っているんですよねえ。
おっしゃるように、植物だって、みんな命があるのですね。
事実、モーツァルトの音楽を聴かせると、生育がいいという実験結果もあるしね。
みんな、ちゃんと意識をもった命ある生き物なんですよね。
はげちゃんは、生きるためには、食べなくちゃいけないから食べるけど
毎日、貴重な生命をいただくことに、感謝の祈りをしています。
食べなくても生きていけるなら、こんなにいいことはないんだけどなあ
といつも思っています。
でも、生物は皆、生きていくためには、生命をいただかないといけないんですよねえ。
だから、貴重な命をいただくことに感謝しながら食べているんです。
こういう団体の人たちは、植物の命をいただいていることに
感謝なんかしていないでしょうね。
ほんと、わけのわからん団体ですよねえ。