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嶋田の戯言

嶋田が思いついたことをテキトーに綴ります

勝手に推しの子を推してみた

 さて、前回に続き、推しの子のキャラを勝手に推してみました。ランキング形式で。
 
トンデモ女から聖人に変身。何があった?
第1位:ミヤえもん(斉藤ミヤコ)
苺プロダクション社長夫人→社長 推定年齢40歳前後
 
 作品中屈指の美人キャラだが、初登場時はトンデモ女。イケメンと仲良くなるために芸能プロダクション社長と結婚し、あわよくば・・という野心?を持っていた。だが、与えられた役割はアイが産んだ双子のシッター。ベビーシッターやるためにあいつと結婚したんじゃねえ!などとキレるなど、ハチャメチャな人。アイの秘密(極秘出産していた)を週刊誌に売り、その金で・・と画策したところ、神の使い・化身を演じた双子にこのままでは天罰が下ると脅される。だが、「我らの秘密を守り、この子らを可愛がり、言う事なんでも聞くのじゃ。さすればイケメン俳優との再婚も夢ではないぞよ」と言われ(つまり双子に騙され)、それ以降はルンルン気分で双子の世話をし、成長を見守るうちに情が移ったもよう。双子が4歳の時にアイが狂信的なファンに刺殺されると、身寄りを失った双子を本当の子のように育てる。そして、社長の壱護が行方不明となったため、苺プロを引き継ぎ経営する。ミヤえもんはプロダクション社長としてのスキルは壱護(夫・前社長)にまるでかなわないことを自認しているが、ネット配信に手を広げ、今では年収1億の配信者(ピエヨン)を筆頭に多くの配信者を抱えるなどしており、弱小プロダクションを存続させているわけなので、それなりの手腕を持っていると思われる。だが、ルビーがアイドルになりたいという強い希望を持つようになると、訳の分からない運営に可愛い娘を預けることなどできず、十数年ぶりに新規アイドルを立ち上げる決意をする。そして、アクアのスカウトにより元天才子役の有馬かなと所属契約、アクアと共演した人気配信者のMEMちょにアイドル業務を委託し、新生B小町を立ち上げる(都合上旧・新生と呼び分けているが、グループ名はいずれも「B小町」である)。ルビーはミヤえもんに懐いており、社長として、母として接するが、アクアに関しては対等な大人として接しているような節もある(時々苦言を呈することも)。まあ、それはアクアの中身がアレですからね。そしてB小町がどんどん人気を高めていき、中でもルビーが注目され、仕事が増えていくと、喜びの反面、ますます忙しくなっていくルビーのことが気がかり。果たして自分に捌ききれるのか、不安な様子も見せるようになる。そして・・・最新125話で見せたミヤコさんの涙にはグッときましたぞ(ネタバレにつきこれ以上は)。これでミヤコさんのポイントアップ。MEMちょ、もうちょっと頑張らないとだぞ~。
 
 母親として、そして自分は力不足(そんなことはないと思うのだが)と認めながらも弱小プロダクションの経営者として奮闘する姿には心を打たれますね。
 
 なお、ミヤえもんという呼称は、ルビーが芸能科の高校に進学したものの、自分にはこれといった仕事がなく、「ミヤえもーん! 早く私をアイドルにしてよー!」と泣きついたことによる。この呼称は1回しか登場していないが、このシーンでのルビーの崩れた顔が秀逸。
 
ゆるふわおバカキャラも、実は頼れるお姉さん
第2位:MEMちょ(MEM、本名不明)
新生B小町メンバー、ユーチューバー、ティックトッカー。個人事業主で苺プロからのアイドル業務を受託。加入時の年齢25歳
 
 悪魔の角を模したカチューシャがトレードマークの人気配信者。恋愛リアリティショーでアクアと共演。あかねが自殺を図った際に止めたのはアクアだが、あかねの異変に最初に気づいたのはMEMで、台風が来ている中あかねを探し回り、アクアにも連絡を入れていたため、影の立役者と言える。癒し系おバカキャラを演じつつ、年下の共演者を見守っていた模様(番組では高3と紹介されていたが・・)。番組終了後、アクアにアイドル志望だったことを明かすと、新生B小町はメンバー募集中という言葉にときめき、苺プロを訪れる。そして、ミヤコに年齢詐称を見抜かれるが、それには訳があった。小さいころからアイドルにあこがれ、母親の後押しもあり、大手のオーディションを受け、最終選考まで残ったが、そんな折、母が入院してしまう。母子家庭で弟が二人いて、大学に行かせてあげたかったため、MEMはオーディションを辞退、高校も休学してバイトを掛け持ち、ガールズバーで働くなどしてお金を稼ぎ、家計を支え、弟たちも大学に行かせられ、母親もすっかり元気になった。が、その時MEMは23歳になっていた。もうオーディションに応募できる年齢ではないため、行き場を失った情熱で配信を始め、休学中であったため「現役女子高生(笑)」ということにしていたら、思いのほか受けて、引っ込みがつかなくなり、以後2年間、それで通していたらしい。B小町加入後は自分のチャンネルから導線を引くなど知名度アップに貢献。初ステージの際には会場のファンの大多数が黄色のサイリウム(MEMのカラー)を振っていた。ただ、うまく立ち回るものの、一歩引いて遠慮した感じもあり、自分が目立つことよりも他の二人が目立つように振る舞っていたように見受けられる。その後B小町の人気は急上昇していくが、中心にいたのはルビー。旧B小町は絶対的エースのアイに人気が集中し、他のメンバーとの間に溝を生じていたようだが、新生B小町は三人の関係は良好。MEMの存在感は薄くなっているが、仕事が増えていくルビーの体調を気遣ったり、有馬かながアクアとの関係で悩んでいることを心配し、悲しんでる友達(有馬かな)を見たらなんかしたいって思っちゃうとか、少しでいいから(有馬かなと)向き合ってあげてよとアクアに言うなど、MEMの存在は大きいことがわかる。ということで、MEMは作品中屈指のいい子。家族思いで仲間思いのMEMには、嫌われる要素は皆無に近い。そりゃ推します。ミヤえもんとはほぼ同じくらいなのですが、ミヤえもんは最初の頃とのギャップがすごすぎるので上に取っただけ。ほぼ同率の1位です。ただ、作中でルビーに人気が集中しているのは分かる。もはやアラサーなのでいずれはアイドル活動をやめるかもしれないが、そのままフェードアウトさせず、運営として裏で支える仕事とかさせてみたい。
 
面倒で捻くれた女だが、漫画のキャラとしては面白い
第3位:重曹ちゃん(有馬かな)
新生B小町センター、役者。苺プロ所属。加入時の年齢17歳
 
 かつて10秒で泣ける天才子役と呼ばれ、引っ張りだこだったものの、天狗になっていたこともあり、旬が過ぎると人気が低迷、仕事もなくなっていく。子役の頃に出した「ピーマン体操」がオリコン1位を獲得したものの、その後リリースした歌は鳴かず飛ばず。だが、皆の期待に応えようと練習を重ね、歌はかなり上手くなっているもよう。なお、子役時代に一度アクアと共演しており、その際アクアの演技に自分は負けていると思い、撮り直しを訴えるなど、演技に関しては誰にも負けたくないという気概は子供のころから持っている。すっかり売れなくなり、事務所を離れ、細々と女優を続けている。アクアとルビーが重曹ちゃんの通う高校を受験し、再会。2年に進級した直後、ルビーに「一緒にアイドルやりませんか」と誘われる。断ろうとするが、アクアのごり押しに負け、苺プロと契約。あまり乗り気ではないが、MEMの加入で本格始動。センターは全力で拒否する(私なんかがセンターやったら売れないわよ)も、二人の歌のひどさに渋々センターを引き受ける。初ステージ前に本気でビビるが、それはルビーとMEMに自分が味わってきた惨めな思いをさせたくないという気持ちからで、口は悪いが責任感は人一倍強いことがうかがえる。初ステージはまずまず成功。その後知名度を上げていくが、センターでありながら一番人気がなく、人気の中心はルビーに。元々役者志向が強く、アイドルは向いていないため、アイドルとしての活動に行き詰まりを感じている。一方役者としては東京ブレイドという演劇に出演。子役時代は分かりやすい泣きの演技で注目されたが、重曹ちゃんの真骨頂は「私を見なさい」というワガママな演技。それをアクアらが引き出したことで、役者として全く枯れていなかったことを証明する。そんなこんなでアイドルをやめ、役者としての道を歩もうとするが、そんな折、ワルい監督に・・。スキャンダルへと発展しそうになるが、アクアがそれをはるかに上回るスキャンダルを提供し、重曹ちゃんのスキャンダルは世に出なかった。とにかく口が悪く、いつも強がり、思っていることと反対のことを言う、本当に面倒で捻くれた女。そしてその根底には旬が過ぎてから周りからどんどん人がいなくなり、マネージャーや母親にまでも見放されたというつらい過去があったことも影響している模様。まあ、はっきり言って、もし私が同世代の男子で、この子を彼女にしたら、かなり苦労しそう。だけど漫画のキャラとしては面白いし、一途なので応援したくなるのも事実。なのでこの順位。
 
 多分作中で最も好き嫌いの分かれるキャラだろう。嫌われる大きな要因はスキャンダルをもみ消したアクアにちゃんとお礼をしていないことか。私なら重曹ちゃんらしさも考慮して「なんで? 私なんかのためになんであんなことしたのよ 私、あんたとルビーに何て言って謝ればいいのよ」とでもしたかな。お礼ではなく謝罪。そもそも重曹ちゃんの軽はずみな行動が発端なわけだし。なお、その行動についてはアイドルとしての活動に行き詰まりを感じている中で、大好きなアクアが重曹ちゃんのことをあからさまに避けていたことでメンタルをやられていたことも考慮して、許してあげてください。未遂に終わったわけだし。
 
 なお、重曹ちゃんという愛称は、ルビーが「10秒で泣ける天才子役」を「重曹を舐める天才子役」と言い間違えた(わざと?)ことから作画の横槍メンゴさんや一部のファンがそう呼んでいたらしいが、現在はB小町のネット配信で「それやめろ!! 最近重曹ちゃんの本名なんだっけとか言われる様になって来てるんだから!」と有馬が言っていることから、公式ニックネームになっている模様。そして何と、重曹ちゃんのイメージキャラに就任。カネヨ石鹸が販売しているお掃除用品「重曹ちゃん」に有馬かなが描かれた限定パッケージが今月上旬発売され、既にSOLD OUTだそうです。
 
子供部屋おじさんだが、監督としての力量は本物?
第4位:監督(五反田泰志)
映像(ドラマ・映画)監督。年齢不詳(40代?)
 
 子供部屋おじさん(アクア談)、親元で寄生虫(有馬かな談)、7年連続監督賞ノミネート止まりらしい。主に低予算の現場で監督を務めているようだが、7年連続監督賞ノミネートなのだから、腕前は確かだと思われる。アイの撮影現場に同行したアクアに興味を持つ。結局そのドラマでアイの出番はほんの数秒。アクアが抗議の電話を掛けるが、その理由は「可愛すぎる演技派女優として売り出している子と同じフレームにそれ以上の顔があったらイメージ戦略的に問題」ということで、先方(力関係は苺プロよりも圧倒的に上)の希望で削れるだけ削ったとのこと。それでも納得いかないアクアに対し「芸能界を夢見るのは良いけど、芸能界に夢を見るのはよした方が良い」という名言を吐く。だが、悪かったと思っており、それと引き換えにアイに映画の仕事を振る。アクアの出演を条件に。その映画でアクアと重曹ちゃんが初共演している。そして、その映画を発端に、アイがスターダムにのし上がり、ついにはドーム公演という運びになるが、当日未明に狂信的ファンによりアイは刺殺されてしまう。葬儀に参列した際、アクアから弟子入りを申し込まれ、以後アクアに映像編集の技を教えながら、成長を見守る。アイの生前、B小町のドキュメントを撮るようゴリ押しされ、嘘つきでない素のアイを撮影するも、アイが殺害されたことでお蔵入り。だが、そのプロジェクトは復活し、今まさに動き出している。また、アイからお兄ちゃん(アクア)宛とルビー宛のDVDを二人が15歳になったら渡すよう託されている。アクアとルビーがアイの子であることに気づいている。「怖そうな監督」だが面倒見は良く、信頼できる人間。味のあるキャラである。そして、母ちゃんとのやり取りが結構笑える。ぜひ今度こそ監督賞、ついでに(?)作品賞とかも獲って下さい。なお、有馬かなにいけないことをしようとした悪い監督は、決してこの人ではありません。念のため。
 
けっこう魅力的なキャラだったが、残念ながらついて行けません
残念賞:黒川あかね
役者(天才)。所属先は不明。有馬かなと同い年
 
 真面目で努力家で、普段は引っ込み思案なのに、いざ演じ始めると人が変わったように振る舞い、観る者を魅了。天才女優の名にふさわしく、途中までは結構推しだったが・・アクアよりも先に黒幕に気づき、花束にナイフを隠して会いに行く・・。その行動にはさすがに引いた。いや、大好きなアクアを救うためにってのは分かるけど、ちょっとヤバすぎです。だが、有馬かなのはじけた演技を目の当たりにした時、有馬かなが可愛い衣装を着た時など、脳内で「かなちゃん かなちゃん」と唱え、舞い上がっている姿は可愛いかった。そもそも有馬かなに憧れて役者の道に進んだようだ。ライバルとしてかなりこじれた関係になってはいるが。有馬かなとは正反対で、役に没入した演技を身上とする。また、あんた探偵にでもなった方がいいんじゃない?と思えるほどのプロファイリング能力に長ける。アクアへの強烈な共感は、こうした特性が影響しているものと思われる。身の破滅を招かなければよいのだが。
 
要所で登場するドルオタ店長
番外編:店長(本名不明)
アキバのアイドルグッズショップの店長。年齢不詳
 
第4話の冒頭・インタビュー③「ドルオタ」編に登場したり、新生B小町のステージを見て最初はこんなのB小町じゃねえ 木っ端を三人集めたって・・とか言いながら、ルビーのパフォーマンスを見て赤のサイリウム(ルビーのカラー)をぶんぶん降ったりと、要所で出てくるドルオタ店長。アニメではアイが殺害され、公演中止となったドーム前で悲しみに暮れる姿も描かれている。いつもタオルを頭に巻いている。出っ歯の店員と黒メガネの店員がいる。個人的には「たぬ次郎」は店長では?と思っている。
 
 えっ!? アクアとルビーは?? アイは??
 
この双子は同率5位くらいですな。アクアは闇が深いし、ルビーは売れ出してからあざとさが目立つ感じ。この二人に関しては主役だし、今更私が説明するまでもないし、ここまででもかなり長文なので割愛します。アイは・・すでに故人ですし。
 
 ってことで、以上です。
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嶋田友馬
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