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嶋田の戯言

嶋田が思いついたことをテキトーに綴ります

新型コロナウイルス その9

 この冬、武漢コロナウイルスが感染拡大し、昨年末に東京都で1日千人を超える感染者が新たに確認され、一週間後には二千超えを連発。一都三県に緊急事態宣言発令となった。さらに関西圏、中京圏、福岡、栃木も・・って、宣言出すのなら遅すぎやしないか?

 そもそも年末年始にかけて警戒すべきは忘年会、新年会、クリスマス、カウントダウン、初詣、成人式。年が明けて1月になってからでは、今更感全開だな。出すなら12月だろう。だが、前回の緊急事態宣言時に比べると、人出の減少率は小さい印象だ。それは政府や自治体の発信のまずさが原因ではないだろうか。飲食店の営業を20:00までとするよう要請すれば、20:00までなら大丈夫と、変な解釈をする人はいる。ランチならOKって、ウイルスは夜行性じゃないんだよ。昼だって大勢で喋りながら飯を食えば、そこに無症状感染者が居れば感染リスクは非常に高い。そんな事はもう分かりきっているのに、後になってランチだから良いというわけではないなんて言っても響きませんってば。20:00以降でも、お一人様が静かに食事をしている分には大したリスクはない。さらに今回は酒の提供のない飲食店にも一律で要請しているようだが、20:00以降どこも開いていないなんてことになれば、夜間に仕事をしている人たちが困ることにならないか? 現に高速のSAやPAの飲食店も20:00閉店になり、長距離トラックのドライバーは苦労しているようだ。朝イチの納品なら夜中に高速を走るだろうし、夜間割りもあるから夜間に走るトラックも多いだろうに。しっかりと対策をして、お一人様を中心にサービスを提供するようにすればよいだけの話だと思うのだが。

 ようやく東京でも千人を下回る日が続いているが、自宅療養者が死亡する事例も少なからず報告されてきている。若者ならともかく、高齢者ならアビガンを渡しておいて、服用させたらいいのにと思う。確かに武漢コロナの治療に関しては未承認だが、アビガンを服用したら劇的に症状が改善していったって話しもあるし、催奇形性以外に大きな副作用はないのだから、本人に確認した上で、50歳以上の人には服用させてもよいのでは? 何故未だに承認されないのか。効果の確認が十分ではないとも言われるが、そもそもこの薬はRNA合成阻害剤だから、感染初期に投与してこそ威力を発揮する。本当は重症化する前に使う物だから、ある程度進行した人に投与する試験では、十分に効果を発揮しないこともあるだろう。しかし、ウイルスのそれ以上の増殖は防いでくれるわけだから、それ以上に重症化するのは防げると思うし、何より錠剤であるから、自宅療養者でも簡単に摂取できるところは大きい。データが足りなくて承認できないなら、暫定措置として、「武漢コロナウイルス感染者にアビガンを投与することを暫定的に認める」とでも通知すればよいのでは? まさか富士フイルムとか富山化学が厚労省の天下り先ではないとか、関係ないですよね。そんな事あるわけないよね。国民の命がかかっている案件に対して、そんなケツの穴の小せえことは言いませんよね♪ ちなみに催奇形性があることから妊婦さんには禁忌だが、服用したらしばらくの間、子作りはしないようにと念を押した上で、若い人に投与することもありか?

 テレビのワイドショーでは若者の危機意識の低さを盛んに言っているが、ネットでは高齢者の危機意識の低さが取り沙汰される。どっちもどっちだろう。GoToらしき高齢者ご一行様が列車内で大声で会話・・とか、若者が居酒屋で大騒ぎとか、どの世代だってあれだけ会話によって飛沫感染することが言われているのに、危機意識の低い連中は一定数居る。世代はあまり関係ないと思う。怖がりすぎるのも考え物だが、自重している高齢者も居るし、若者も居る。ただ、テレビは中高年層が主な視聴者であるから若者を叩きがちになるし、ネットは逆に高齢者叩きが賛同を得やすい。そもそもニュースならともかく、ワイドショーなんかMCやコメンテーターがマスクもせずに大声で喋っているが、あれはどうなのよ。武漢コロナの危険性を伝えるなら、率先してマスクをして手本を見せなさいっての。本当にこの武漢コロナウイルスは、人心を分断する恐怖のウイルスだ。ウイルス自体よりもそちらの方が怖い。田舎に行けば、下手すれば都会から帰省するだけで犯罪者扱い。

 さて、今後の問題は、東京五輪だろう。個人的には興味ないから中止でもいい・・とは言えないですね。今の状況ではできないのでは?とは思いつつも、日本から中止を打診することはできないだろう。政府としてもIOCが中止や再延期を決定するのを待つしかない気がする。どっちが先に言い出すか、もうチキンレースみたいな物だ。ま、これを教訓に、もう二度と五輪の開催都市には手を挙げないことですな。少なくとも今の金権五輪が方向転換するまではね。ここは一つ、今まで何の役にも立ってこなかった、いや、中国で感染が確認された初期には散々世迷い言を言って人心を惑わせたWHOのテドロス君が、開催中止を勧告するのが一番のような気がする。

 そのWHOは、ようやく中国に入国して、調査を行っているようだが、初期にクラスターとなった海鮮市場を「1時間もかけて念入りに調査」したみたいですな。全く期待もできないし、どうせ茶番のような報告を出して終わりだろう。習・隠蔽はとっくに都合の悪いことは隠蔽してますって。

 ところで、ウイルスは強感染化すると弱毒化するなんて、まさか本気で信じてはいませんよね。確かにそう変化して生き残ってきたウイルスもあるのだが、ウイルスにとって強感染・弱毒性が最も生き延びやすいので、結局そういう株が残ってきたに過ぎない。そもそも強感染・強毒性ウイルスは、あっという間にクラスターを全滅させる。感染者が全滅すれば、ウイルスも絶えることになる。強毒株は、他に伝播する前に絶えてしまうこともあっただろう。昔は人の往来も今ほど活発ではなかったし、ある村で多くの人がバタバタと倒れる事態になれば、道を封鎖し、廃墟となった村を焼き払うなんて事も行われてきた。ところが今は、交通網が著しく発達しているが故に、強毒ウイルスがクラスターを全滅させる前に伝播していくリスクがはるかに高くなっている。少なくとも感染力の増大と毒性の増減は必ずしもリンクしないわけで、感染力が上がった株については、ひとまず警戒しなければならない。

 最後にワクチンに関してだが、私も最初は懐疑的だったものの、既に欧米やイスラエルでは接種が始まり、少しずつ明らかになってきた。感染抑制効果、重症化抑制効果はインフルエンザワクチンよりもどうやら高そうだし、副反応も極端なものは出ていない模様。アナフィラキシーが100万人に十数人出ているではないかという意見もあるだろうが、アナフィラキシーはインフルエンザワクチンだって、程度の差こそあれ発症する人はいる。アナフィラキシーは即時発症型で、呼吸困難に陥ったりするが、素早く対処すれば回復するし、そのための準備をして接種を行うだろう。万全を期して、接種後15分間はその場で待機することを前提に訓練もしているようなので、対処は可能だろう。接種後、発熱や体のだるさといった症状が出ることもあるようだが、それこそワクチンが効いている証拠。数日で回復するようなので、ワクチンを接種したら熱が出たので休みますとでも言っておけば理解もされるだろう。それでも「這ってでも出てこい!」なんて言うような会社には、見切りを付けた方が良いかもしれない。

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コメント

1. 蜃気楼・・ぶれないねぇ

蜃気楼(森喜朗)大会組織委員長、全くぶれません。
昔も今も天下の失言王。
「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」とか発言して、
それが女性蔑視だとして国内外から批判の集中砲火。
ボランティアをやる気がなくなったと、東京都にも抗議が殺到。
「タレントは田んぼの中・・」発言に対しては、
ロンドンブーツ1号2号の田村淳さんが、you tubeで聖火ランナー辞退を表明。
単なる抗議ではなく、辞退する理由には筋が通っている。
その内、こんなのが組織委員長だなんて、出場したくないと、ボイコットする人も出てきそう。

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嶋田友馬
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