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嶋田の戯言

嶋田が思いついたことをテキトーに綴ります

私が会社を辞めた理由

 本社への左遷を言い渡されたからですね。それ以前から、社長の方針と私の理念が合わなくなっていたのもありますけど、トリガーはそれ。
 
 普通は本社には栄転ですよね。でも、ずっと技術屋としてやってきた者にとっては左遷。お前はもう要らないって言われたのも同然なのです。前の研究所は広くて全然余裕があったのですが、移転した後は手狭で、新しい人を入れたければ、年長者で管理職でもない私が弾き出されるしかないでしょうね。所長も課長も、私よりも年下でしたが、言い訳をしますと、それは私が部署をまとめたり他部署や他社と交渉したりするのが全然ダメで、以前の所長から「嶋田さんって、課長とかになるの、嫌だよね?」って言われ、即座に「はい、嫌です」って答えて、役職はその時に与えられた〇〇マネージャーのままだったのですよ。技術屋としては一番上ってところですが、「階級」はずっと課長代理。早いうちに課長代理として一番上のランクになってしまっていたので、それ以上給料は上がらない。だから多分、年収は年下の課長とかに負けていました。でも私はそんなの全く気にしない人で、神経すり減らして課長なんかやるくらいなら、給料は上がらなくても好きに研究できる方がいいやって思っていましたし、課長になるの嫌だよねって聞いてきた以前の所長は、私のそういう性格をちゃんと理解して、私を守ってくれたんだって思っています。だって課長になっていたら辞めていたか潰れていたもの。今は出世したくないって若者が多いっていうことですけど、嫌だよね~(笑)
 
 ところで私が勤めていたのは、化学系の中小企業。そこで製品の開発をしていたのですが、私の方針はですね、「集団訴訟に発展する可能性は悉く潰しておく」、でした。小さな会社がそんなの起こされたら、一発で潰れます。だから新技術や新素材の採用は非常に慎重で、ちょっとでも疑わしい点があれば強硬に反対したりしました。でも今の方針は違っていて、そういう面でも私はもう要らないんでしょうね。で、辞める半年ほど前に発売された新商品は、私の与り知らぬところで開発され、「ちょっと、これ、いいの?」って私が思うような(注:もちろん法その他に照らし合わせて問題の無い物ですが)・・。まあ、当たれば大きく伸びるでしょうよ。当たればね。なので、全然悔いはありません。本社でそれまで研究員として培ったものを生かせる部署に行けって言うならともかくさ、全然そうじゃなかった。とりあえず居場所だけは与えてやるから・・ってな感じですからね。所長から本社に転勤って言われ、わずか3秒ほどで断りましたわ。「何とか考えてもらえないですか」とも言われましたけど、即「無いです」って。所長は「本社に転勤なら嶋田さん辞めますよ」って言ってくれていたようなので、もうちょっと断り方を考えろよ! って今では思いますけど。
 
 心残りはね・・会社のことはもうどうでもいいの。私を要らないって言った会社だからさ。でも、隣に座っていた可愛い奥さんはね。慌てず落ち着いてやれば良い仕事ができる子なんだから・・ね。頑張って。あと、前に座っていた素敵な人・・辞めてからも月一で残った引継ぎに行っていて、それが済んでもう会社に行くのは最後って時にさ。もう皆に会えなくなるのかな・・ではなくてさ、もうその素敵な人に合えなくなるのかなってふと思っちゃってさ、まさかね。この年でね。丁度その時にその人から渡されたものがあって、それと、それに関連したものについてメールしたりして。何度も。しかも会社のアドレスにさ。で、イラっとさせちゃったよね。ごめんなさい。それが一番の心残り。でも、個人のアドレス知らないし、携帯番号は知っていたからショートメールは送れたけど、今までそんなことしたことなかったから突然送られてもねぇ。・・って、何やってんだろうね、私。まあ、こんなブログ読んでいないだろうからまあいいか。
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プロフィール

HN:
嶋田友馬
性別:
非公開

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