先日、京王バスの一部の路線が完全キャッシュレス化になるとかニュースになっていたけど、これはありなのだろうか。いえ、私はすでにPASMOで乗車しているから影響はないですけど、公共交通機関としてどうなのかと思うのであります。
以前にも書いたが、日本で円建て決済を行う場合、現金は強制通用力を有する。日本銀行券(お札)は無限の効力を有するし、硬貨も額面価格の20倍まで法貨として通用する(同一硬貨21枚以上は受け取りを拒否できる)。なのに、一部の店舗とかが完全キャッシュレスとして営業できているのは「契約の自由」が優先するから(但し現金が使えない旨を明示しておく必要がある)。その点についても以前書いた。
でも、この契約の自由を役所、公共機関に認めてよいのかってことなのよ。私はダメだと思うんだよね。で、京王バスのように、市営とかでなく一般企業が運営している場合であっても、公共交通機関である以上、運賃決済において現金の受け取りを拒否することが認められるの???って思うわけだ。しかもこれがまた国交省が主導で進めているってんだからいかがなものか。少なくとも釣り銭無しで支払うのは受け取ってあげないといけないような気がするのだが。
もちろん分かっている。現金での支払いは今や全体の数%程度で、多くは交通系カードで支払っていること。そして、その運賃箱ってやつがとても厄介で、現に新五百円がずっと使えなかったとか、新紙幣になってもしばらくは使えなかったとか、とにかく改修に費用もかかるし時間もかかる。また、現金での支払いは時間がかかったりすることもあり、無くしたいのは分かるんですよ。でも、法的にいいの???って思うのです。私はバカだから、そういう原理原則的なところにはすごくこだわるのですよ。役所や公共機関、公共交通機関で現金が使えないってのは、何ならこれ、誰かが訴え出たならば、最終的には最高裁の判断を仰ぐべき事案って思ったりもするのです。あとねぇ、公的機関がスマホ使用を前提としたサービスやシステムを導入するのもどうかと思うんだよね。で、そういうことをされるとますますスマホを拒絶するアホの私がいる。はい、未だにガラケーですよ。便利だよ。85%までしか充電しない設定なのに、1回充電すれば1週間余裕ぶっこいて使えるもん。
ちなみに・・今、個人経営のお店では、キャッシュレスをやめ、現金のみに戻すところも増えているようだ。やっぱり手数料の問題が大きいみたいで。まあ、はっきり言ってボッタクリだもん。3%なんてのもある。利益の3%ならまだしも売り上げの3%ではね。儲け出ないじゃん。で、何とかペイでもクレジットでも、それらを使用できるようにする義務は一切ないし、使用できない旨を掲示する義務もない(決済は現金のみと掲示してあれば親切だが)。現金持たずに散々飲み食いして、支払いの段になって現金のみと言われて、支払いができなければこれ、無銭飲食なんだよね。だからさ、少しくらいは現金持ち歩きなさいよ。って思うわけだ。そういえば北海道で大停電が発生した時、セイコーマートが現金のみ、手計算で営業し、セコマ 神とか言われたのを思い出した。やっぱいざという時に役立つのは現金なんだよな。ちなみに「いとしの未来ちゃん」によれば、電子マネーは2100年には無くなっているそうだ。
ついでに書きますが、完全セルフレジも嫌い。一度も使ったことが無い。面倒なのもあるが、一番の理由は有人レジの方が万引き犯に間違われるリスクがはるかに小さいから。完全セルフのレジを初めて見た時、これって万引きされないのか???って思ったもん。もちろんレシートも必ず取ってくる。